ヘアプロポーションデュオが何よりも力を入れて取り組んでいること、最も得意としている技術は「カット」です。
カットはスタイリングの最も基本であり最も重要なポイントだと私は考えています。
「似合うヘアスタイルを提供する」ことはスタイリストとして当たり前。
より可愛く・より美しく・より男前にお客様の中に眠る「素敵」を呼び起こし具現化することが我々スタイリストの努めだと考えております。
ヘアスタイルをクリエイトするツールであるシザー。
岐阜県の鋳物職人により創り出されたオーダーメイドのシザーを、お客様の髪質・状態に合わせて使い分けています。
カットでは「フォルム」をいかに美しく仕上げるかがポイントです。360°どこから見ても美しく見えるヘアスタイルに仕上げています。
まずはカウンセリング。私はバックスタイルからチェックをしていきます。カットのバランスが崩れるのは後ろからなんです。それから髪質・フォルム・バランスをチェックしながら打ち合わせをしていきます。
お客様の「こうしたいんだ」「このあいだみたいな」という言葉の中から「WANT」を読み取っていくんです。そこにさらに季節や流行なんかのスパイスを加えて、スタイリングをしていきます。
「私ショートヘアが似合わないの」「ロングだとバランスが悪いの」
よく現場で耳にするお客様の声です。
多くのお客様はご自身で「似合う髪形」を決め付けてしまい、その固定概念で決まったヘアスタイルしか楽しまない方が少なくありません。
「ショートヘアが似合わない」「ロングヘアが似合わない」そんな人はいないんです。
正確に言うと「似合うショートヘアを見つけていない」「似合うロングヘアを知らないだけ」なのです。
そのような思い込みの原因を作ってしまっているのは美容師であり、責任は美容師にあると私は考えています。「似合うヘアスタイル」を提供出来ていないのは、美容師の怠慢でしかありません。
その意味で私は、素敵を創るのは当たり前、それ以上に「自分てこんなに素敵になれるんだ」とお客様がご自身の美を発見出来るようなヘアスタイルをクリエイトしたいと考えています。
ショートヘアが似合わないと思い込んでいる方、似合うショートヘアがあるんです。
ロングヘアも同じです。
お客様がご自身のまだ発見しきれていない「素敵」な部分を存分に引き出し、プレゼントしてあげること。
それが、本物のサロンワークです。